小児矯正床矯正/取り外し式/小児マウスピース

医療法人スワン会は35年以上続く、安心と安全の実績があります。

歯並びが見た目や機能に与える影響は大きいと言われています。欧米では、歯並びが見た目に与える影響は大きく、幼少期に矯正治療を行い、歯並びをきれいにします。

近年、日本でも歯並びに関心がある方が多く、子どもの頃から矯正治療を始める方も多くなってきています。当院では、お子さんの口の状態や年齢に適した矯正方法を提案させていただきます。

子どもの矯正を始める2つの時期

どのタイミングで子どもの矯正を始めたらいいのかわからないと悩んでいる保護者の方に、子どもの矯正を始めるタイミングを説明していきたいと思います。始めるタイミングは、次の2つの時期があります。

永久歯が生え揃う前に始めるI期治療

Ⅰ期治療は、混合歯列期といって、乳歯と永久歯が混在している時期に行います。子どもの顎が成長する時期に、顎を広げていきながら歯が正常な位置に生えてくるのを誘導していきます。

顎の成長は、10才前後にピークを迎えます。成長が終わった後では、顎を広げることができずに生えてくる永久歯の歯並びが悪くなってしまいます。そのため、歯並びが気になる場合には、10才までにI期治療を始めるのがおすすめです。

I期治療は、歯を動かすのではなく、顎の成長を矯正専用の器具でコントロールしながら治療を行うので、無理なく永久歯が並べることができます。

永久歯が生えそろってから始めるII期治療

Ⅱ期治療は、永久歯が生えそろってから行う治療になります。大人になってから始める矯正は、このⅡ期治療となり、歯を動かして歯並びをキレイに整えていきます。I期治療で顎を十分に拡げて永久歯が並んだ後に、II期治療で理想の美しい歯並びへと動かしていきます。

小児矯正のメリット

小児矯正は、以下の3つのメリットがあります。

子どもの負担が少ない

大人の矯正治療は、歯を動かして歯並びを整えていきます。また、歯が並ぶスペースがない場合は、歯を抜いて歯並びを整えていくこともあるため、歯を移動させる距離が大きいほど、痛みが出やすく、人によっては食事ができないほど痛いと感じる方もいます。

しかし、I期治療から矯正を始めた場合には、永久歯が正しい位置に誘導されているので、II期治療ではほとんど歯を動かす必要がないケースがほとんどです。

またI期治療で使用する装置は、少しずつ顎の骨を拡げていくため、痛みも少なく、スムーズに治療を進めていけます。

歯並びが悪くなるのを事前に防げる

子どもの頃についた悪習癖で、歯並びが悪くなることがあります。悪習癖とは、指しゃぶりや舌で歯を押す、口呼吸などの悪い習慣が癖になっていることです。悪習癖が治らない限り、歯並びは悪くなってしまうリスクは高まります。

当院では、癖を改善しながら永久歯を正しい位置に誘導していきます。そのため、癖が原因で歯並びが悪くなるのを防ぐことができます。また、悪習癖の改善は歯並びだけでなく、顔のバランスを整えることにも繋がります。

治療期間の短縮になる

I期治療を行った後は、必ずII期治療を行うわけではなく、歯並びがキレイに整っている場合には、II期治療を行う必要はなくなります。その場合、I期治療だけで済むので矯正期間を短縮できます。

床矯正

床矯正とは、顎が小さい状態を顎の成長に合わせて広げ、歯が並ぶスペースを作っていく目的の治療方法となっております。顎の成長が止まらないうちに、床矯正の装置を1日に一定の時間付けていただくことで、お子さまの顎の骨の成長に合わせて歯並びを改善していきます。

お子さまの成長と共に治すため、大人になってからの矯正費用と手間暇・時間を省く事ができ、従来の矯正歯科治療よりも費用をかけずに、成長と共に歯列矯正ができます。

マウスピース矯正

当院では、こども用のマウスピース矯正にも対応しております。

症例や年齢によって様々な装置があります。

ムーシールド

受け口や反対咬合のお子さまに使用し、就寝時のみ使用する取り外し式のマウスピース型の装置です。

3歳くらいから使用でき、約1年の使用で9割の受け口・反対咬合の症例が改善すると言われています。

T4K(ティーフォーケイ)

さまざまな不正咬合に対応可能な矯正装置です。6～10歳くらいが対象年齢となる、取り外し可能なマウスピース型の装置です。

口腔筋を鍛えるための装置で、日中1時間、または就寝時に装着するだけなので、日常生活に導入しやすい装置となっています。